あなたは全部見た?トイ・ストーリーの短編・テレビシリーズを一挙に紹介
1995年公開の「トイ・ストーリー」に始まり、つい最近では「トイ・ストーリー4」が公開されました。
長きにわたって愛されているトイストーリーシリーズですが、実は映画以外の物語があることをご存じでしたか?
今回は、過去に映像化されたトイストーリシリーズのスピンオフ作品をご紹介します!
- 「ハワイアン・バケーション」
- 「ニセものバズがやって来た」
- 「レックスはお風呂の王様」
- 「フォーキーのコレって何?」
- 「ボー・ピープはどこに?」
- 「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」
- 「トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド」
- 最後に
「ハワイアン・バケーション」
基本情報
公開年:2011年
上映時間:6分
監督: ゲイリー・ライドストロム
脚本 :アクセル・ゲッダース
あらすじ
ボニーの家族は冬休みを利用してハワイに出かける準備をしていた。持ち主が留守の間、自分達も羽を伸ばそうと和気あいあいのオモチャ達。
ボニーが旅行用の鞄を持って出かけた後、幼稚園用のリュックからサニーサイド保育園のオモチャ、ケンとバービーが現れる。「皆もハワイに来てたのか!」とノリノリなケン。
だが、ここはボニーの部屋だと知らされると、ハワイ旅行の計画を綿密に立てていたケンは落ち込んでしまう。
そこでウッディ達は、ケンのために特別なハワイ旅行を演出する。
「トイ・ストーリー3」のケンが登場!
サニーサイド保育園のオモチャ、ケンはボニーのリュックに忍び込みハワイに行く計画を立てます。持ち主でもない子どもの旅行について行こうとするとは、なかなか行動力がありますね……
なかなか見られないハワイアン衣装!
ケンの理想的なハワイ旅行を叶えてあげるためにウッディ達は奮闘するのですが、皆揃ってハイカラな衣装を身にまとっています。
ウッディはアロハシャツに帽子、ジェシーはフラガール、バズはこしみの!?
さらにバズはスペイン語モードになってお得意のダンスを披露しています。
「ハワイアン・バケーション」は、同時上映された「カーズ2」に収録されています。
「ニセものバズがやって来た」
基本情報
公開年:2011年
上映時間:7分
監督 アンガス・マクレーン
あらすじ
ファーストフード店「チキンパレス」に来ていたボニー。バズとレックスを連れてボールプールで遊んでいた。
その光景を見ていたのは、オマケのサンプルとして飾られていたミニ・バズライトイヤー(ニセものバズ)。子どもと遊んでもらいたいニセものバズはボールプールに忍び込み、本物のバズと入れ替わってしまう。
一方バズはチキンパレスからの脱出を試みるが……?
ミニサイズのニセものバズが可愛い!
今作ではファーストフードのオマケのオモチャとして、わずか2頭身サイズのミニ・バズライトイヤーが登場します。
ボニーの部屋に来ても図々しい態度を取ったり、ウッディの帽子をかっさらったりとかなりのお調子者。ですがただ子どもに遊んでもらいたいという思いが強いだけなのであり、なんだか憎めないキャラクターです。
オマケのオモチャ達がかなり個性的
チキンパレスからの脱出を図るバズが迷い込んだのは、捨てられたオモチャ達の集会でした。
一体一体自己紹介を始めるのですが、人魚のオモチャのネプチューナ、ゴースト・バーガー、トカゲ魔法使い、人体模型のオモチャ等ユニークでどこかチープな雰囲気が漂います。
人体模型のオモチャにいたっては、「誰が人間の臓器を見ながらハンバーガーを食べたいと思うんだ」と自虐めいたことを言っています笑
この作品は、『ピクサー・ショート・フィルム Vol.2』に収録されています。
「レックスはお風呂の王様」
基本情報
公開年:2012年
上映時間:6分
監督 マーク・ウォルシュ
あらすじ
オモチャ達のパーティーを台無しにしてしまったレックスは「パーティー台無しレックス」というあだ名を付けられ落ち込んでいた。
するとボニーがやって来て、お風呂で遊ぶオモチャにレックスを選んだ。
お風呂にいるオモチャ達は子どもがいなくなりお湯が抜かれてしまうと、パーティーが続けられず残念そうだった。
汚名返上すべくレックスはお風呂のパーティーを続行させるが……?
いつもドジなレックスが大活躍!
普段から少しマヌケな一面があるレックス。時々オモチャ達からブーイングを受けることがありますが、今回レックスはお風呂の王様となりパーティーを盛り上げます!
お風呂のオモチャ達
トイ・ストーリーシリーズでは初登場となるお風呂で遊ぶオモチャたち。
水に浮かぶアヒルのオモチャや魚のオモチャなど、個性的な仲間達が勢揃い。
この作品は、『モンスターズ・インク』のブルーレイ(最新版)に収録されています。
「フォーキーのコレって何?」
基本情報
公開年:2019年
全10話
あらすじ
「トイ・ストーリー4」の後日談。フォーキーがあらゆるオモチャに様々な質問を投げかけていく。
フォーキーのコレって何?シリーズに関しては後日別の記事で取り上げたいと思います!
「ボー・ピープはどこに?」
基本情報
公開年:2019年
上映時間:8分
あらすじ
9年前、アンディ家から別の子どもの家に引き取られたボー。赤ちゃんランプの飾りだったボー・ピープが子ども部屋を飛び出して自由になるまでの物語。
ボー・ピープの過去が明らかに
「トイ・ストーリー4」冒頭で、モリーから別の子に引き取られたボー・ピープ。そんな彼女が経験した壮絶な過去が明かされるのです。
様々な場所へたらい回しにされるボーと羊達。あまりにも悲惨な光景に思わず目を瞑りたくなります。
「トイ・ストーリー4」初登場のオモチャが!
このお話ではボーの相棒のギグル・マクディンプルズや、セカンドチャンスアンティークのオモチャであるギャビー・ギャビーと手下のベンソン達も登場します!
「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」
基本情報
公開年:2013年
上映時間:22分
あらすじ
車でボニーとママは旅行に出かけていた。旅のお供となったオモチャはウッディ、バズ、ジェシー、レックス、ミスタープリックルパンツ、トリクシー。
道中で車がパンクし、ボニー達はモーテルに泊まることに。
主人公はカウガール人形のジェシー
このお話の主役は、「トイ・ストーリー2」で初登場したジェシー。
普段は元気いっぱいの彼女ですが、過去のトラウマから
ボニーの鞄の中でホラー映画を鑑賞していても「ちっとも怖くなんかないじゃない」とヘッチャラな様子を見せています。ですが車が弾んだ衝撃で箱の中に閉じ込められた途端いつもの笑顔は消え、動機が早くなり助けを求めます。
オモチャ達にとっての恐怖の一夜!?
「モーテルってのはよくオモチャがよく無くなる場所なんだ」ウッディはそう忠告しますが、Mr.ポテトヘッド達は鞄の外から飛び出します。
先に出て行ったMr.ポテトヘッドを皮切りに、他のオモチャが行方不明に!?
オモチャを攫っていた正体は、ホテルの支配人が飼ってるイグアナ。支配人はオモチャを盗ませてネットオークションに出品しぼろ儲けしていました。
真っ先にウッディが落札されるのですが、
愉快なサブキャラクターが登場
今作において重要なキャラクターとなるコンバットカールを始め、愉快なオモチャが登場します。
中にはレゴで作られたレゴバニー、PETZのオモチャ、トランスフォーマーの様なオモチャなど、実際にありそうなオモチャまで!
ピンチでも諦めない大切さ
箱の中に入れられ配達員に運ばれたウッディ。一人ショーケースの外に出られたジェシーに、コンバットカールは「君が箱の中に入ってウッディを助けるんだ」と言います。
暗い箱の中が苦手なジェシーは「無理だよ!できない!」と泣きそうな声で叫びます。そんなジェシーに、コンバットカールは1つアドバイスをします。
「コンバットカールはピンチになると言うんだ。コンバットカールは諦めないコンバットカールは道を見つける!」
この言葉を胸に、ジェシーは勇気を振り絞って箱の中に。ピンチになっても諦めないことを教えてもらったジェシーは、無事この危機を乗り越えるのです。
「トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド」
基本情報
公開年:2014年
上映時間:22分
あらすじ
クリスマスから2日開けた日のこと。ボニーはいつもの様にな想像力でオモチャと遊んでいた。ボニーとの遊びは楽しい。だが、トリクシーは本来の姿である恐竜として遊んでもらえたことがなくがっかりしている様子。
ボニーはウッディ、バズ、トリクシー、レックス、エンジェルキティを連れてメイソンという男の子の家に遊びに行くことに。メイソンは自室で最新のゲーム機に夢中になっていた。ウッディ達が入ったリュックを投げてボニーもゲームをやることに。
遊んでもらえなかったウッディ達は別の部屋を散策。するとそこには、バトルポリスという恐竜の世界が広がっていて……?
主役となるのはトリクシー
今回主役を飾るのは、ボニーの家に前からいたトリケラトプスのオモチャ、トリクシーです。トリクシーはボニーと遊ぶとき、トナカイの赤ちゃんやゴブリンの妖精等恐竜以外の役ばかりを演じていて少し不満気な様子です。
新キャラ、レプティラス・マキシマスがかっこいい!
今作の重要キャラクターとなるレプティラス・マキシマス。
バトルポリスの世界でも注目を引く存在で、自分の顔をした持ち場まで持っています。
誇り高き戦士ですがよそから来たトリクシーを歓迎し、彼女の言葉を聞く耳を持つ寛大さも兼ね備えています。
何にでもなれる
自分達がオモチャだということを知らない恐竜達。バトルサウルスとしての生き方を誇りに思っていたレプティラスですが、トリクシーの行動によって何かを悟り始めます。
自分がオモチャだということを認めたくないレプティラス。ですがトリクシーに「世界はもっとずっと大きいのよ、あなたが誰だか教えてあげる」「色んなものになれるんだよ!あなた分かってるんでしょう?」と説得され、オモチャであることを受け入れようとします。
トリクシーは最初恐竜としての役目を務めたいと考えていましたが、どんな役にもなれることをプラスに考え始めたのです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
これらの作品は全てディズニープラスで視聴可能ですよ!
映画以外のオモチャ達の活躍も是非チェックしてみてくださいね!